ソムリエ・ワインエキスパート試験対策 重要な参考書 - レストラン ワインじまん

ソムリエ・ワインエキスパート試験対策 重要な参考書


ストレート合格までの参考書 3選

2023年のワインエキスパート、ソムリエ試験にチャレンジをするあなたに、本気で勉強になる参考書や問題集をご紹介します。

私も実際に使用して合格しました。的外れな参考書や出題されない問題集ばかり買っても、お金と時間の無駄です。ちゃんと的を得ている参考書を購入してくださいね。


先ずは、一番お勧めなものをご紹介します。この著者の参考書は、ワインスクールで勉強した受験生の中で、最も参考にした問題集と話題です。非常に的を経ており、スクールで勉強する過去問題の穴をついてくることと、言葉を変えて出題しているのでとても参考になります。
この一冊をマスターすれば、もしかしてこれだけで合格するのではないだろうか。と思ってしまうくらいです。


覚えやすく、学びやすい、ソムリエ試験対策問題集  
CBT方式に勝つ!受験のプロが分析した出題高確率の1200問

著者:藤代浩之さん、藤代美穂さん

覚えやすく、学びやすい、ソムリエ試験対策問題集  
CBT方式に勝つ!受験のプロが分析した出題高確率の1200問

昨年のものと内容は、変わりないので早めに購入して勉強をお勧めします

一応、本年と前年の2年分を購入しました。内容はほとんど変わらなく、若干更新しているものもありましたが、ほんのわずかです。完売していなく手に入れて早めに勉強を始めてしまう事をお勧めします。毎年、発売は4月後半から5月にかけてなので、それから購入しては少し出遅れてしまうかもしれません。

おすすめは、前年度のものを3月までには手に入れて勉強すると、かなり時間の余裕が持てて、試験勉強の焦りは少なくなるでしょう。私は、この問題集を4,5回往復しました。

同じ時期に受験した友人にも、おすすめしました。購入した3名は、本当に勉強になると感謝されたほどです。私も含め4人ともストレート合格をしました。
この問題集と同じ問題がかなり多く、実際の試験で出題されました。

問題の解説も、覚えやすい書き方で非常に頭にインプットされました。

著者の藤代さんは、実際に六本木でワインスクールを営んでいるため、説得力もありますよね。
是非、購入を検討してみてください。
まず、この問題集からスタートすることをお勧めします。

受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座

受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き
著者:杉山明日香さん

ソムリエ対策講座の参考書を作成する大ベテランの杉山さん。こちらの本で合格した受験生も多数います。私は、絶対に一発でストレート合格をすると決めていたので、
はじめに紹介した、
覚えやすく、学びやすい、ソムリエ試験対策問題集  
CBT方式に勝つ!受験のプロが分析した出題高確率の1200問
 とダブルで購入し、合わせて勉強しました。


受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付きは、また違った目線から出題されております。しかし、問題数は500問と少な目。でも実際の試験では120問程度の出題ですから、かなり的を絞った問題集だと思います。
分からない問題が一問でも拾えるようにプラスで購入することをお勧めします。



字も大きめです

同じく、杉山明日香さんは参考書も出版しています。ソムリエ協会の電話帳のような分厚い教本は、はっきり言って見ても時間が大幅にかかり、出題傾向は見えてきません。

私は、一度も、ソムリエ協会の教本に目を通すことはありませんでした。
この参考書は、ソムリエ協会の出題傾向から教本を添削して、1/5まで絞っています。
時間の短縮、合格率アップには必要な参考書になります。
独学組は、是非この参考書を合わせて勉強するのを、本気でお勧めします。
毎年、出題もほとんど変わりないので、新しいのを待つことなく、2022年度のこちらを早めに手に入れて勉強すると良いでしょう。


ご紹介した3冊で、一次試験は突破できるでしょう。


ソムリエ・ワインエキスパート2次試験対策


2次試験対策には、どんな本が良いと思いますか。
私が2次試験対策で必要だったものは、ワインの外観です。主に色調になりますが、毎日試験対策のワインをバンバン、抜栓するのは現実的ではありません。
その為、実際にどうしたかというと、参考書の写真を見て、ドライテイスティングを行います。

たとえば、ガメイをドライテイスティングするとしましょう。



参考書のガメイの色調を見て、ソムリエ協会の赤ワイン用語集を照らし合わせていきます。

色調は紫がかったルビー色。香りはイチゴ、ラズベリー、スミレ。

香辛料は、シナモン、ナツメグ、なめし皮 というように味わいを、参考書の外観を見ながら描いていきます。

味わいは、やや強く、甘みはまろやか。
酸味は、なめらかで、タンニンは緻密もしくは、さらさらとした。
バランスは、ながれるようなで、アルコールは中程度、余韻はやや短い。
評価は、シンプル、フレッシュ感を楽しむ、適正温度は14度から16度。
グラスは、中庸で、デカンタージュは、必要なし。

というように、実際にはワインを口に含まずにテイスティングすることをドライテイスティングと呼びます。これは、毎日日中でも行うことができるので、是非やってみてください。

ドライテイスティングで身についた知識と、疑問は必ず合格へ結びついていきます。

ワインテイスティングの基礎知識


こちらの本は二次対策にも書かれています。香りのアロマホイールも載っていますので、非常に覚えやすいです。そして、同じガメイと言っても、ガーネット色、ルビー色など生産者により色調も異なります。でも、この参考書は生産者別に何通りも載っているのでとても分かりやすいです。

そして写真の色合いも完璧です。他の、テイスティングの参考書より出題傾向が的を得ています。

ワインの官能評価 専門家の本格テイスティング解説

勉強時間

ソムリエ試験に向けて実際に、勉強した時間は毎日平均1時間半です。取れる時は2時間勉強をしていました。試験勉強中は、勉強時間が取れないと不安になったり、イライラしたり、結構精神的にもつかれてしまいます。勉強すると安心になるというのも変ですが、2月から7月までの5か月間です。

週末は4時間くらい勉強したこともありました。私が感じた難関国は、イタリア、ドイツ。
イタリアは州によって土着品種が多く、生産可能色も豊富で覚える範囲が非常に多い。
一つの銘柄から、赤、白、ロゼが造れる、白のみ、赤のみなど、もう覚えるだけでクタクタでした。

そして、ドイツは聞きなれない言語が連発します。ドイツは捨てた、イタリアは捨てた、フランスは捨てた。なんて、受験生もいましたが、一番捨ててはいけないのはフランスです。
ワインスクールの先生も、ボルドーは出題されても2問くらいだから、捨ててもいい。なんて言う人がいるようですが、捨てていいのは、ボルドーのみ。ブルゴーニュのみ。というフランスでも限られた地域のみです。フランス全土を覚えないなんて、極めて危険です。

私も、ボルドーの級別は暗記に時間がかかりすぎて、捨てましたが、その代わりブルゴーニュやローヌ地方は完璧まで覚えつくしました。

豊富で上質なワインをお探しなら京橋ワインがおススメ

まとめ

参考書は、出題傾向がソムリエ協会と一致しているものを購入しましょう。たまに、全く見たことがない、問題ばかり出ているものがあります。しかし、見たことがない問題というのは、極々しか出題されません。ストレート合格を目指すには、是非ご紹介した問題集と参考書を検討してみてくださいね!

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KIKI

KIKI

飲食店を開業しておよそ20年。有資格はソムリエ・ワインエキスパート・サケディプロマ・唎酒師・酒匠・チーズプロフェッショナル。

経営者として店を盛り上げるために、ワインや日本酒に特化した店に舵をきり大成功。店で人気のコストパフォーマンスが良いワインや、ワインにマッチするチーズなどをご紹介します。お客さんには言えないワインの話もぶっちゃけちゃいます。ワイン大好き!みんなで楽しみましょう。

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