目次
コストパフォーマンスの良いおすすめワイン
安くて美味しいワインを知りたい。
せっかくなら勉強になるワインがいいな。
KIKI
はい!質問ありがとう。
早速、コストパフォーマンスが良い辛口ワインの
おすすめを10本ご紹介するね。
ところで、デイリーで飲むワインっていくらくらいですか?
う~ん、やっぱり家で飲むのは2000円くらいかな。
たまには記念日だと奮発して5千円とか、クリスマスやお正月なら一万円のも飲んだことがあるけど、
デイリーなら1500円~2000円くらいかも。
KIKI
OK! じゃあ、2000円くらいのコストパフォーマンスに優れたワインを紹介するね!
しかも実際にレストランで高利益商品として出しているワインなので、お客さんのお墨付きですw
せっかく飲むなら美味しいだけにしぼりますね。
ブルゴーニュや、ボルドーのワインはここ5年の間にかなり高騰しました。
しかしまた、ここ最近には、円安やウクライナ情勢で、ワインの価格が更に高騰しています。
デイリーで飲むワインも大影響ですよね。ワインだけじゃないく、フランスやイタリアのチーズだって高騰しています。
今日は、まださほど価格に影響が出ていなく、手ごろに買えるワインをこっそり教えちゃいます。
ブルゴーニュなど有名なワイン以外でも美味しいワインはたくさんあります。その地方のネームバリューが小さいものは価格に反映されていないので、今でも安く美味しいワインが見つかります。
これは、勉強を重ねたソムリエだからこそ、知っている穴場ワインです。
美味しくて特徴のあるワインを紹介します。
安くて、軽くて甘い白ワインとか、渋み(タンニン)や酸味がない後味(余韻)もないスカスカな赤ワインなんて買ってしまったら残念な気持ちになってしまうかも。
今日は、ネットで買えるハズレ無しのワインをご紹介します!
では、白ワインからご紹介します!
こちらのワインはイタリア・サルデーニャ島のワインです。
サルデーニャ島特有のブドウ品種、ヴェルメンティーノならではの白い花の香りと、軽やかでみずみずしく、爽やかな風味が特徴です。
南国にふさわしく、シャープな酸味があり切れ味も良いです。
レモンのような酸味が食事に合わせやすく、サラダや魚料理にピッタリです。
そして特に合わせて欲しいペアリングは、白身魚にオリーブオイルをかけた料理です。
例えば、白身魚に塩コショウだけでグリルしたものに、新鮮なオリーブオイルをタラリとかけるだけ。
きりっとしたワインの酸味が食材の甘みを引き出します。
著者のレストランではグラスワインで採用しています。いつもまとめて購入しているのですが、6本を何セットでもまとめて購入しても足りないほどです。
爽やかな飲み口がスイスイと飲んでしまいます。
居酒屋さんやビストロ経営の皆さん、このワインは特におすすめです。
白い花の香りが、高級感を演出し、お客さんには手頃なワインだってことは分かりずらいですから。大き目の白ワイングラス(リーデルなど)で出したらとってもエレガントなワインになります。
著者の超お勧めワインです。
実際にレストランのグラスワインに
KIKI
ぼったくりと言われるかもしれませんが、レストランでは1200円程度のワインですが5500円でボトルで出しています(笑)そのくらい美味しくて食事にマッチします。このワインが買えなくなったらどうしようかと思うほどです。絶対おすすめ!
KIKI
次のワインは和食におすすめしたいワインです。特に鮨屋で人気のワインです。グレープフルーツのような酸味が食欲をそそります。
鮨のシャリや酢の物のような酸味がある料理にぴったりです!
このワインはフランスアルザス地方のリースリング。しかもアルザス地方で有名な造り手のワインで、バランスや品質も毎年安定しています。
リースリングは、白い花のような繊細な香りで酸味にどこか旨味を感じます。
旨味があるからこそ、和食に合わせやすく、出汁がきいた料理の邪魔をしません。
本当は贅沢だけど、寿司に合わせて欲しいワインです。ペアリングの美味しさに驚いてしまいます。
他には、海老料理にも良く合います。海老の刺身に塩だけをかけて、塩ゆでした海老でもとても美味しいです。ホームパーティや集まりで、リースリング×海老料理のペアリングで出したらプロのソムリエでもうなずけるペアリングになるでしょう。
アルザス地方は、ブルゴーニュよりずっと北にあります。ドイツとの国境近くにある冷涼な産地で造られたワインです。この地方のワインは、ちょっとワインを知っている人しか分からないワインかもしれません。冷涼産地のブドウは酸味が引き締まっています。是非、きりッと冷やして楽しんでください。
KIKI
次は、トロピカルフルーツの香満載のニュージーランドワインをご紹介します!
こちらも著者のレストランで人気のワインです。
寒い時期には酸味が強いものより味わいの濃いワインがおすすめです。秋から春までにお勧めしたいワインです。
ご紹介するのは、ニュージーランドのソービニヨンブランです。
ソービニヨンブランはフランスで多く栽培されているブドウ品種ですが、最近ではニューワールドとよばれるワイン造りが比較的新しい国でも多く栽培されています。
フランスのソービニヨンブランは、酸味がシャープなものが特徴です。
しかし、ニュージーランドは温暖なためブドウの成熟度も高く、果実味が豊かで旨味が多いタイプです。そのため、ニュージーランドのソービニヨンブランのみ、
パッションフルーツ、花梨や洋ナシのような熟したフルーツの味わいがあります。
このワインは、品種の特徴的な香りが存分に出ていますのでわかりやすいワインです。
ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策にもおすすめできます。
せっかくなら学びながら飲んでみませんか。
✔ソービニヨンブランはくわしくはこちら
ソーヴィニョン・ブランを解説・香りを覚えましょう
ブルゴーニュ コストパフォーマンスが高い白ワイン
ぼったくりのKIKI
勢いに乗って、次もコストパフォーマンスが高いワインをご紹介します。
予算より少しオーバーしちゃうけど、週末の贅沢ワインはいかがでしょうか。
このワイン今はまだ手ごろで本当に美味しいです。この価格帯でこの風味を味わえるのはかなり貴重です。
フランスブルゴーニュ地区のリュリーです。フランスワインが大きく高騰する中、この価格で今でも飲めるのは奇跡とも言えます。
まろやかな酸味に、果実味も豊か。程よい樽の香りで、余韻も長くエレガントなワインです。
長い余韻が贅沢な時間を演出してくれます。
著者のレストランにはいつも10本は常時在庫しています。今後はいつ価格が上がるか分からないので貴重なワインともいえます。
KIKI
飲む温度は、あまり冷やしすぎないのがお勧めです。
樽の香りが冷やし過ぎると感じずらくなり、ちょっともったいないです。
もう一本、リュリーと同じ地区のブルゴーニュの白ワインです。こちらのワインもほどよい樽の香りとバランスよい酸味と果実味。風味に贅沢なニュアンスがあり、大き目のグラスで、あまり冷やさないで飲むと、ワインのポテンシャルが存分に発揮されます。
ルイ ラトゥール モンタニ プルミエ クリュ
プルミエクリュは格付けもワンランク上のワイン。畑のテロワールを感じられるワインです。まだまだお得感があるワインですので、是非おすすめです。
✔ブルゴーニュについてくわしくはこちらから
誰にも聞けないACブルゴーニュとは?ブルゴーニュワイン
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