KIKI
こんにちは。今日はソムリエ・ワインエキスパート試験まで取得しなくていいけど、ワインを楽しく学んで役立てたい。っていう人向けの記事だよ🍷
私は飲食店を経営していますが、ワインは飲んで知識をつけていた方です。でも、世界中のワインの基本をおさえれば、ワインはもっと楽しくなるし、色んなワインが飲んでみたくなります。
以前はブルゴーニュばかり飲んでいたけど、円安の影響で今後はワインの価格も大幅に上がっていくでしょう。
同じブルゴーニュのピノノワールと上質な造り手のニュージーランドのピノノワールもなかなか、引けを取りません。ワイン選びに知識をつけることで、お得な産地や銘柄に出会います。
私が2020年春にブルゴーニュの
有名ワイナリー「ルイジャド」を
訪問した時に言われた言葉は、「価格が高くなった産地のものを探すより、今はもっと手頃で美味しいものがあるよ」と言われました。銘醸地のワイナリーですら高騰感に危機を持っていました。
では、その地域はブルゴーニュのどこですか。と聞いたところ、
「ラドワ」「ボジョレ」だとはっきりと答えてくれました。
ボジョレって、11月の第三木曜日に解禁されるあのワイン?と思いますよね。
いえいえ、ボジョレの本質はそこではありません。
ボジョレ地区のワインにも素晴らしい熟成型のワインがあります。
ボジョレの歴史を少々
ボージョレのあるブルゴーニュ地方は、1395年当時のブルゴーニュ公に在位し『豪胆公』と呼ばれたフィリップ2世(Philip the Bold)が、ブルゴーニュ北部のコート・ドールで栽培する赤ワイン用のぶどう品種を『ピノ・ノワール』に限定する法令を出したため、『ガメイ』の栽培は南部のボージョレに押し出されてしまいました。
フィリップ2世が
ブルゴーニュにはピノノワールしか植えるな!! と命令したことで病気に強くて育てやすかったガメイは南部のみの栽培になってしまいました。
そこが現在のボジョレ地区です。
ボジョレは ガメイ という赤ワイン用品種のみで造られます。
さて、ピノノワールとガメイ、テイスティングをしてみるとどんな違いがあるのでしょう。
ソムリエ試験の二次対策の勉強会でも、実はかなり難易度が高く、
色調や濃淡だけでは見分けがつきません。
口に含んでみると、ブドウの成熟度も高くタンニンは緻密で酸味はなめらか。
こりゃまた分かりません!判別できません。というわけです……。
しかしながら、温度が温まってくると、若干ではありますが
イチゴキャンディーのような香りの余韻が感じられます。
ガメイは、テイスティングの熟練者でも確実にピノノワールとして引き離なして当てられるのは少ないでしょう。
だからこそ、ボジョレ地区の熟成ガメイはこれから価値が上がると熱弁してくれました。
今から
「ガメイは良い、ガメイに注目だ!」って周りに言っておくと少し先の未来には、尊敬のまなざしで見られるかもしれません。
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熟成に耐える熟成のガメイ種の事ですのでお間違いないように覚えてくださいね。
実はボジョレは、日本ではボジョレヌーボーで有名な村かもしれませんが、それ以上に素晴らしい銘醸地であることがわかります。
日本人が感じているボジョレとは、ボジョレヌーボーの事がほとんどで、
ボジョレー地区で作られた新酒のワインです。
毎年11月第3木曜日は「ボージョレ・ヌーヴォ」の解禁日。
古くは地元のブドウ農家が実りを祝うために造られていたとか。フランスワインの中で、最も熟成期間が短く、その味わいは、もぎたての果実のようにフレッシュでジューシー。
ボジョレー・ヌーヴォー最大の魅力です。
2017年、ボジョレを多く輸入した国別ランキングは、
1位が日本。2位がアメリカ、3位にカナダです。
日本は世界で最も重要なマーケットで、2004年の約1250万本をピークに、2013年以降減少を続け、現在の市場規模はピーク時の半分程度になっている。
それでも日本が、ボジョレ輸入国世界一。
日本人はイベントがお好きなのかもしれないですね。
他とは味わいと香りが違う、お勧めの造り手のボジョレヌーボー(新酒)
KIKI
他にも日本の武勇伝を紹介します!
日本はワイン大好き国なんです
日本は1990年代のバブル時代、ワインブームが訪れていました。
ディスコやクラブでドンペリなどの高級シャンパンが飛ぶように栓を抜かれていたそうです。
バブル期から時代を経て、ドンペリは2013年の日本は過去最高の967万本を記録し、世界で4番目の輸出市場だったそうです。(シャンパーニュ委員会調べ)
凄くないですか!?あの高級なドンペリがですよ。
夜のお店のシャンパン消費量もただ事ではなさそうですが………..。
日本はワインの輸入先としてかなり大きな国だと言えます。
現在はドンペリも高額に。来年からさらに上がるでしょうね。買うなら今かも……。
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