チーズとワインはお互いを引き立てる素晴らしい組み合わせです。チーズとワインの歴史はヨーロッパから始まり数百年前から世界中で楽しまれているペアリングです。
適切なペアリングによって相乗効果が生まれます。チーズもワインもちょっと高価ですが、外食が減った今なら家庭でも少し贅沢にレストランのような味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
簡単なペアリングをご紹介します。ネットで簡単にチーズもワインも取り寄せられるので「ピンポーン」と玄関で呼び鈴が鳴ったら、お家レストランの準備に取り掛かりましょう!
以下は一般的なガイドラインですが、個々の好みや地域によって異なる場合があります。
最近は、日本にチーズも話題なので取り入れても良いでしょう。大手チーズ工房のチーズではなく、自家製のような小規模なチーズ農家が北海道を中心に増え始めています。
和風チーズともいえる、日本固有のチーズもあります。例えば、「和風カマンベール」や「和風ブルーチーズ」などがあり、日本の風味を取り入れたチーズが販売されています。
日本ではこれらのチーズを単体で楽しむだけでなく、料理やスイーツの一部としても使われています。また、専門のチーズ店やデリカテッセンで、国内外の高品質なチーズも入手可能です。
- 白ワインとフレッシュなチーズ:
- 軽い白ワイン(ソーヴィニョン・ブラン、樽の香りがないシャルドネ)は、フレッシュなチーズ(モッツァレラ、フェタ、シェーヴル)と相性が良いです。ワインの軽やかな酸味がチーズを引き立てます。
シェーヴルチーズとは山羊の乳を使用したチーズです。通常より酸味が特徴です
- 軽い白ワイン(ソーヴィニョン・ブラン、樽の香りがないシャルドネ)は、フレッシュなチーズ(モッツァレラ、フェタ、シェーヴル)と相性が良いです。ワインの軽やかな酸味がチーズを引き立てます。
- シャルドネとクリーミーなチーズ:
- 樽の香りがするシャルドネはバター香があり、これによく合うのがクリーミーで濃厚なチーズ(ブリー、カマンベール)です。もう、これは絶品です!まろやかなワインがチーズのクリーミーさを引き立てます。
- 樽の香りがするシャルドネはバター香があり、これによく合うのがクリーミーで濃厚なチーズ(ブリー、カマンベール)です。もう、これは絶品です!まろやかなワインがチーズのクリーミーさを引き立てます。
- ロゼワインと中程度のチーズ:
- ロゼワインはフレッシュでフルーティな香りがあり、中程度の強さのチーズ(ゴーダ、エダム)やライトなブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ)と相性が良いです。
ブルーチーズはそのまま食べても美味しいですが、料理に使用すると更に美味しくなります。最後の方に、ブルーチーズの楽しみ方を書きますね。
- ロゼワインはフレッシュでフルーティな香りがあり、中程度の強さのチーズ(ゴーダ、エダム)やライトなブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ)と相性が良いです。
- 軽いレッドワインとセミハードチーズ:
- 軽い赤ワイン(ピノ・ノワール、ガメイ)は、セミハードなチーズ(ゴーダ、チェダー)とよく合います。ワインのフルーツのニュアンスがチーズに深みを与えます。
- 軽い赤ワイン(ピノ・ノワール、ガメイ)は、セミハードなチーズ(ゴーダ、チェダー)とよく合います。ワインのフルーツのニュアンスがチーズに深みを与えます。
- 濃厚な赤ワインと強い味のチーズ:
- 濃厚な赤ワインは樽の香りがしっかりとしたもの(カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー)は、強い味わいのチーズ(ロックフォール、スティルトン)や古いチーズと相性が良いです。
- 濃厚な赤ワインは樽の香りがしっかりとしたもの(カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー)は、強い味わいのチーズ(ロックフォール、スティルトン)や古いチーズと相性が良いです。
- デザートワインとブルーチーズ:
- 甘口のデザートワイン(貴腐、アイスワイン)は、ブルーチーズ(ロックフォール、ゴルゴンゾーラ)との組み合わせがクラシックです。甘さと塩味が絶妙なバランスを生み出します。贅沢の極みともいえます。甘いデザートワインは砂糖が貴重だった時代には最も贅沢な飲み物だったでしょう。
このペアリングは好みやワインの地域によって異なる場合があります。異なるワインやチーズを組み合わせて、自分の好みを見つけるのも楽しい方法です。
目次
ブルーチーズの美味しい食べ方
ブルーチーズは風味豊かで特有の味わいを持つチーズです。その独特の香りや風味を活かすために、さまざまな調理方法があります。以下は、ブルーチーズを美味しく楽しむためのいくつかのおすすめな調理方法です。
- チーズプレート: ブルーチーズはそのままチーズプレートに盛り付けて提供するのが一般的です。ナッツやドライフルーツ、ハチミツと一緒に食べると相性が良く、ワインやポートワインと合わせると美味しいです。
- サラダにトッピング: ブルーチーズをサラダのトッピングとして利用することで、サラダに深い味わいを与えます。ナッツや果物、生ハムと一緒に組み合わせても良いでしょう。
- パスタやリゾット: 軽く温めてクリーミーなソースに溶かして、パスタやリゾットに組み合わせると、濃厚でコクのある味わいを楽しむことができます。
- ピザのトッピング: ブルーチーズをピザのトッピングとして使うと、他の具材との相性が良く、ユニークなピザの味わいを楽しむことができます。
- チーズソース: ブルーチーズをベースにしたソースを作り、ステーキやチキンにかけても美味しいです。牛乳や生クリームを加えて調整すると、クリーミーで濃厚なソースになります。
- デザート: ブルーチーズをデザートに使用することもあります。フィギュアやドライフルーツと一緒に食べたり、チーズケーキの材料として利用することができます。
これらの調理方法を試して、ブルーチーズの独特の風味を存分に楽しんでください。
バズレシピ チーズおろし金
「チーズおろし金」は、日本のキッチンツールの一種で、チーズを細かくおろすための器具です。
一般的には、金属製の平らな板に、チーズを摺り下ろすための鋸歯状の刃が取り付けられています。この道具を使用することで、チーズを細かく粉砕することができ、料理に散らすなどして風味をプラスすることができます。
また、チーズおろし金は単なるチーズだけでなく、他の食材や調味料も細かくおろすのに利用されることがあります。例えば、ニンニクや生姜、チョコレート、ナッツなどもおろすのに適しています。
チーズおろし金は一般的に家庭用とプロの厨房で使用されるものは同じもので2000円以下で購入できるためキッチンに一つあると便利です
超便利な料理器具 チーズおろし器を購入してみた
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おまけ 山羊チーズは食べたことありますか?
冒頭でも触れた「ペコリーノチーズ」あまり日本ではなじみがないかもしれませんが、酸味があって白ワインにピッタリ合います。フランスでは、ロワール地方が有名な山羊チーズの産地です。
そしてロワール地方は白ワイン、ソーヴィニヨンブランのブドウを使用したワインの銘醸地です。こんなペアリング美味しくないわけはないですよね。
山羊のチーズは、古代から存在しており、その歴史は非常に古いものです。以下に、山羊のチーズの歴史の主なポイントをいくつか挙げてみましょう。
- 古代の起源: 山羊のチーズの歴史は古代に遡ります。古代ギリシャや古代ローマでは、すでに山羊のチーズが製造され、消費されていました。これは、山岳地帯や乾燥した気候の地域で牛乳を得るのが難しい場合に、山羊がより適していたためです。
- 地域ごとの伝統: ヨーロッパを中心に、さまざまな地域で独自の山羊のチーズの伝統が発展しました。フランス、イタリア、スペインなどは特に有名で、それぞれの地域ごとに異なる製法や味わいがあります。
- 中世と修道院: 中世には、修道院がチーズの製造と発展において重要な役割を果たしました。修道院で僧侶たちは畜産や製造技術に熱心に取り組み、山羊のチーズの製法が改良されました。
- 近代の発展: 近代に入ると、産業革命とともにチーズ製造技術が進歩し、生産量が増加しました。さらに、輸送手段の改善により、異なる地域の山羊のチーズが市場で広く入手可能になりました。
- 地域保護と品質管理: 現代では、特定の地域や国で生産されるチーズに対する規制があります。これにより、特定の地域で伝統的に製造されてきた山羊のチーズが保護され、その地域の特有の風味や品質が維持されています。
山羊のチーズは、そのユニークな風味や食感から、世界中で愛されています。異なる地域での伝統的な製法や味わいを楽しむことができるため、多くの人々にとって魅力的な食品となっています。