KIKI
こんにちは。ソムリエのKIKIです。今日は、ふるさと納税で美味しいワインをゲットする。についてまとめ記事をご紹介します。
毎年、春夏秋冬に分散して購入しようと思っていても、日々の忙しさに負けてしまい、年末になってから検討する人が多いですよね。 わかります、わかります。
私がお勧めする、ふるさと納税の品はなんといってもワインです。
だってだって、ワインは保存性も良くすぐ飲まなくても誕生日や記念日贈り物にもできてしまいます。
ここ最近は、ダンチュウやワイナートなどの専門誌でも日本のワインの品質向上と日本人の口にあう
旨味。日本のワインには酸味やタンニンの他に旨味があります。
旨味がある日本のワインを中心にランキングまとめを作りました。
ふるさと納税 で美味しいワインをゲットするなら、比較的小規模で丁寧に造られたワインがお勧めです。ソムリエの私が、間違いないワインをランキングでまとめました。
是非、購入リストに加えて参考にしてみてくださいね!
白ワインなら冷蔵庫で冷やして飲むと美味しいし、赤ワインも飲む1時間前に冷蔵庫に入れると、ワインの味の輪郭がはっきりして美味しく飲めます。
フルボディ、ミディアムボディどちらでも1時間前に冷蔵庫です。巷で聞く「赤ワインは常温でよい」は全くの嘘。ここは日本。フランスの室温とは違いますし、日本は湿度も多い国です。
日本の室温で飲むと、味がぼやけた印象になってしまいます。少しだけ冷やして(16~18℃)飲みましょう。
そして、きれいなピンク色のロゼワインなら白ワイン同様、冷やして飲んでくださいね。
KIKI
ではいきましょう~~~!
まずは、堂々の5位から
北海道は最近、ワインが多く造られています。ブドウを自家栽培して造る「ドメーヌ型」ワイナリーが多く存在します。北海道の中でも余市は有名なワイン産地です
こちらのオチガビワイナリーは北海道の余市町にあるワイナリーです。
数年前、このワイナリーに訪問した時に驚きました。レストランも併設された素敵なワイナリーで、敷地内ではこだわりのパンも作られて販売されていました。
ドイツのブドウ品種を多く栽培され、製法もドイツ式。今回この2本はスパークリングタイプで、冷やしておいしいタイプ。魚や野菜に是非合わせてみて欲しいです。野菜は、スティックでソースをつけた簡単なおつまみにして、爽やかなスパークリングを合わせてみてはいかがでしょう!
シャルドネとオリジナルブレンドのオチガビブランです。余韻が長く贅沢な味わいです。
そして第四位
山形県の超有名なワイナリーです。
その名は タケダワイナリー
本当に美味しい、日本ワインの先駆けといえます。
著者はレストランを20年やっていますが、このワイナリーは日本代表のワインとしてオンリストしています。
この白ワインは、程よい酸味で、比較的まろやか。穏やかな酸味で柑橘系の香りと白い花の香りがバランスよく調和されています。
赤ワインは、なめらかで緻密なタンニンで余韻も程よい。ラズベリーやブルーベリーの香りと、スミレのような香りがチーズ系の食事にマッチします。チーズを使用したパスタも美味しいですよ!!
赤も軽く冷やして飲んでくださいね。
そして第3位
ちょっと高いけど、頒布会で定期的に送られてくる豪華セットです
3年間届くなんて、とっても豪華です!
一年に4本届き×3年!!
余市は北海道を代表するワイナリーが集まっています。
この頒布会セットも 余市 にあるオチガビワイナリーです。
数年前になりますが、オーナーさんが丁寧に説明してくれました。
ワイナリー内は熟成樽が列を連ね、飲み頃を待っていました。
樽熟成のメリットは、ゆっくりとした酸化熟成と、ワインの香りに余韻をもたらす樽の香、そしてワインがまろやかになること。
今回の頒布会も、ちょっと高いけど飲み頃を待ってリリースされるワインたち。
一年の中で忘れたころに届くのもサプライズがあっていいかもしれません。
すぐに飲まなくても、光が当たらないところで保存して、家庭で熟成させてもいいですね。
そして第2位は!!
サントリー 塩尻ワイナリー 塩尻メルロ2017
日本の本格メルローは超優秀です。長野県はメルローが有名で特に塩尻 銘醸地です。
普段、高くて飲めない塩尻ワインもふるさと納税で是非体験してみてはいかがでしょう。
日本ワインは、海外のワインに比べて高価なものも多くあります。
ブドウの成熟度が高く、豊かなタンニンと余韻を備えた日本ワインはなかなか手に入りません。
冷蔵庫で18度くらいまで冷やしたら、少し大きめでチューリップ型のグラスでいただいてみてください。温度変化とともに、このワインは顔を変えていきます。
僅かに感じる青っぽい香り。もしかしたらあなたなら、僅かな香りも捉えられるかも。
是非、ご自分のテイスティングもお楽しみください。
そして第1位は!!!
もう絶対おすすめ!!
愛のあるワイン♡ です。
このワイン「農民ロッソ」「農民ドライ」 は
栃木県足利市にあるココファームで造られています。
1980年に創設。JAL国際線ファーストクラスラウンジで「2012足利呱呱和飲」が採用され、以降、国際線の機内やラウンジ、列車などに搭載されているワインです。
そして自然に寄り添ってつくるワインは指定障害者支援施設「こころみ学園」の皆さんで造られています。全国の飲食店を中心に、その美味しさが知れ渡り、日本のフレンチやイタリアンなどでも見かける美味しいワインです。
赤ワイン(農民ロッソ)のテイスティングnote
白ワイン(農民ドライ)のテイスティングnote
こころみ学園のサイトではこうあります。
私たちは、伝統や名声を誇る外国のシャトーのように、潤沢な資金を持つことができません。大手のワインメーカーのように、大量生産することもできません。
しかし、葡萄を育てワインを醸す仕事に、自分の名前さえ書けない人たちが取り組んできたことを、どんなに辛くても、一年中空の下でがんばってきた農夫たちがいることを、ひそかな誇りに思っています。
ご紹介するワインは、葡萄づくりに、ワインづくりにがんばってきた仲間たちが、のんびりと葡萄畑で自分にあった仕事-草取りや、石拾いや、カラス追い-をしながら、自然に囲まれて、安心して年をとっていけますよう、そんな願いも込められています。
歳をとることは明日があること、明日があることが続くと、おじいさんやおばあさんになること。 「あした(明日)、がんばん(がんばる)」・・・ここの農夫たちに、思う存分のお力添えを賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ココ・ファーム・ワイナリーでは、酸化防止剤を必要最低限または全く使用せずワインを醸造していますので、直射日光が当たらない、涼しい暗所(10~15℃)に保管をおすすめします。
著者のレストランでも、もちろんこのワインがオンリストされています。
この銘柄は、ココファームの定番銘柄です。
KIKI
今一度、ふるさと納税の意味を深堀してみると、地域で一生懸命造られたワインたちで地域応援してみる価値がと良くなるかもしれませんね。
是非、ワインでご協力をお願いいたします。