今日は実際に私が10年以上使ったソムリエナイフの使用感と耐久についてレポートします。
目次
高級ソムリエ ナイフを10年使用したレポート
さてみなさん、ソムリエナイフ、どんなものをお使いですか?
自宅用なら、簡単なもので開けちゃいますよね。
やっぱりこういうのが家庭では簡単だし、重宝しますよね。
![オーナーKIKI](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/ソムリエ-1.png)
オーナーKIKI
写真のソムリエナイフは実際に使用しているもので使用感ありますがご了承くださいませ~。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/pocketcompany_1694163.jpg)
でも、せっかくなら自分へのご褒美でカッコよく開けられる
ソムリエナイフを使用しませんか。ワイン会などにも持参できますから、素敵ですよ。
私はレストラン経営をしていて実際に現場に出ています。
だから、店の開店と同時にソムリエナイフを購入しました。
最初は難しく、コルクを折ってしまうんじゃないかと内心ヒヤヒヤしました。
でも慣れてみると、どんどん簡単に短い時間で開けられるようになります。
私が初めて買った高級ソムリエナイフ
シャトーラギオール・ グランクリュ ・スタミナウッド
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG-8235-768x1024.jpg)
フランスのラギオール製の黒檀タイプです。
細身で手に馴染みやすいかなと思い購入を決めました。
このタイプは2本目です。今ではあまり使用していませんが、15年前に買ったこのナイフも、
錆付きなど比較的少なく、やはりブランドものだなと実感しています。
客席でこのナイフを見せると「ラギオール」だと気が付く人もいます。
シャトーラギオールとは
「選ばれしプロフェッショナルの象徴」
500年の歴史を誇る、フランス南部(オーヴェルニュ地方)の刃物メーカーです。
緋本で最も有名なソムリエナイフではないでしょうか。
ソムリエナイフの他、カトラリーのナイフやフォークも製造しています。
高級レストランの肉料理のカトラリーで使用されている。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG-8236-768x1024.jpg)
使い心地は、持ち手が華奢なタイプで握りやすいです。
スクリューも針先が鋭くなって、コルクに差し込みやすいです。
一気にコルク内にスーっと入っていきます。そして、コルク内に巻き込み、引き上げる時は少し頼りなく感じるかもしれません。
華奢で軽い分、引き上げに力が入りづらい感じがします。
それでもワイン1000本は開けたでしょう。
突然、スクリュー部分がポキッと折れてしまいました。
さすが、ラギオールです。普通のソムリエナイフなら1000本には耐えられないでしょう。
次に購入したのは、頑丈な太めのラギオール
ラギオール アン オブラック オーク です。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG-8234-768x1024.jpg)
これは、前回のより持ち手も太目で、コルクを引き抜きやすく
ラギオールシリーズの中でも、お勧めです。
レストランのプロ用と言っても良いでしょう。
ブルゴーニュのワインは、コルクが長いのでこの太目のスクリューなら、がっちりと巻き込みます。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG-8233-768x1024.jpg)
ブルゴーニュをはじめ、長期熟成の高級ワインになってくるとコルクの長さも、手ごろなワインに比べて1センチは長いです。
ソムリエナイフも頑丈なものほど、安定感があります。
このナイフは11年目です。
木製も気に入り、長らく重宝しています。また次に、ラギオールを購入するとなるなら、間違いなくこのタイプを購入します。
11年目でも錆付きはあまりなくかなりコストパフォーマンスも良いです。
このナイフの引き抜きやすさは、抜群ですがキャップシールをカットするとき、どんなナイフでも切れ味はあまりよくありません。
あまり切れ味が良すぎるのも、怪我の原因になります。
楽しいワイン時間で怪我なんて御免ですよね。
でも、私はレストラン勤務なので
思いっきり一度でカットしたい! と思い裏技を使いました。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/t703-laguiole-sn-3-746x1024.jpg)
キャップシールの切れ味を抜群に切れるようにする方法
これは、裏技中の裏技です。
どうしたかっていうと、鍵屋さんに持っていきました。
全国に、カギをもう一本作るためのお店です。私の家の近くにあるのは、
ミスターミニット。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/shop_board.jpg)
こちらに持っていき、切れ味をよくするため「ナイフ部分を削っていただけますか」
と言いやってもらいました。
包丁の砥石のような電動機械でシャ~~~って、ソムリエナイフの小さなナイフ部分を
砥石にスライドさせてくれました。
実際に、ナイフでキャップシールをカットしたところ、やばいくらい切れ味抜群です。
代金は鍵一本分の当時は600円くらいでやってくれました。
メニュー内容には無いので、お断りされることももちろんあります。
自分で包丁の砥石で研ぐのも良いかもしれないですが、角度などの問題もあります。
お願いできるなら、鍵ショップに持ち込んでみましょう。
生涯最後のソムリエナイフ
最後にお勧めするソムリエナイフは、もう私はこのナイフしか使わないというほど惚れこみました。
家庭で重宝するワインオープナーと同じくらい簡単に引き抜けます。
しかも、ソムリエナイフで格好も良い。
まだまだラギオールほど知名度がないのですが、最高におすすめです。
それは、日本製のナイフ
アスロ ソムリエナイフ ダマスカスブレード 黒檀です。
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/明日ロ-768x1024.jpg)
これは、本当に素晴らしいですよ!
ラギオールの太いナイフより、がっちりとしっかりとコルクをつかんで離しません。
引き上げる時も、ワイン瓶に固定しやすくグイグイと抜きあがります。
使いやすさ、安定さはこれ以上のものは無いのではないでしょうか。
ソムリエエクセレンスの実技試験は3分程度で抜栓しなければならないと言われています。
しかし、普通のソムリエナイフでは太刀打ちできず、緊張と焦りでコルクを折ってしまったという人もいます。
しかし、このナイフなら確実に引きあがります。
更に素晴らしいのは日本製によるナイフの質です。
キャップシールをカットする、ナイフ部分の写真です。
見てください!
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG-8230-768x1024.jpg)
![](https://kirapremiumtour.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG-8231-768x1024.jpg)
アスロとは(ATHRO)
アウトドアナイフメーカーで、岐阜県関市の豊和刃物製作所のブランドです。
正真正銘の日本製です。
ウッドの木目を生かしたハンドル材に機能性、スマートさを重視したデザインになっています
ソムリエナイフは1996年より自社ブランド「ATHRO](アスロ)でリリースされています。
包丁や刃物メーカーが作るソムリエナイフ。切れ味がいいに決まっています。しかも、刃金の部分にはデザインが施されています。
「ATHRO](アスロ)のメリット・デメリット
- キレ味が良いので手を切ってしまう可能性がある
- ラギオールより知名度が少ない
- ラギオールより安い
- 耐久性が半端ではなく10年は家用で持ちます。
- デザイン性がいい
- コルクを抜きやすい
- キャップシールが一度にカットできる
ラギオールより、安いとなるともうこれに決めるしかないでしょう!
でも、デメリットも良く見てね。
種類は間違えないで購入してくださいね。
アスロ ソムリエナイフ ダマスカスブレード 黒檀です。
2 件のコメント